道路、治山・治水、土地造成などの工事に伴い出現する斜面は、崩壊や地滑りの原因となる因子を多く持っています。崩壊防止および地滑り対策のための斜面安定工の技術並びに、自然環境の保全や景観に配慮した緑化工の技術が、ますます重要になっています。小代築炉では、法面保護工事で植生基材、客土、種子の吹付をおこなっており、自然の景観を大切にしています。
右の下2つの写真は植生追跡調査の写真です。
下から2つ目の写真は厚層基材吹付けの3カ月後、下の写真は14月後です。その他、追跡調査は1カ月後、2カ月後、4カ月 後、7.5カ月後、10.5カ月後、20カ月後、47カ月後、で行っています。植生はヨモギが優勢で、大部分を占めていますが、メドハギ、ヤマハギ、イタドリも生育しています。
この外の現場でも、植生追跡調査を実施しています。