地質調査部門はボーリング調査を中心に、N値測定、原位置試験、試料採取、コア採取、室内試験、計測等を行っています。
スタッフ・機材を充実させているところであり、一層の技術力向上に努めています。
当社では、主力である土木部門のボーリングによる地質調査に加えて下記の業務を行っています。
1.海上ボーリング
海底地盤の状態を調べるため、スパット台船を用いて、海上ボーリングを行います。
2.建築ボーリング
建物の基礎となる地盤の状態を調べます。
3.CBR試験
道路舗装の基礎となる路床の支持力(耐力)を調べます。
4.水抜きボーリング
地すべり対策の1つとして、地すべり土塊に対して水抜きボーリングを行い、地すべりを生じている地盤の地下水を低下させたり、なくしたりして、地すべりの活動を停止または緩和させます。
5.パイプ歪計の設置
地すべりの活動状況を調べるため、ボーリングで掘削した孔の中に、歪計を貼ったパイプ(例えば、塩ビパイプ)を挿入し、滑り面の位置(深さ)や動きを調べます。
6.さく井
ボーリングにより井戸を掘削します。
高密度電気探査法は、従来の垂直電気探査や水平電気探査に比較し、調査目的に適した電極配置を高密度に配置し測定する手法である。得られた比抵抗値から二次元比抵抗断面を作成し、地質境界、地下水位、不透水層、断層位置などを推定する調査法である。
当社では、地質調査関連業務や渇水期における地下水開発業務に対応すべく、電気探査技術を充実させています。